取組み紹介

雨水調整池改良の手引き(案)

 雨水調整池改良の手引き(案)を策定しました!!

“市街地面源負荷削減のための雨水調整池改良の手引き(案)”(以降、手引き)は、印旛沼の汚濁要因の一つである市街地からの負荷を削減するための対策の一つとして、印旛沼流域水循環健全化会議(以降、健全化会議)が検討してきた、“雨水調整池改良” をより広く展開するため、実践方法をまとめたものです。本手引きにより、雨水調整池改良が印旛沼流域で広く展開され、より一層の市街地面源負荷削減が進んでいくことを期待しています。

◆雨水調整池改良の意義

◆期待する効果

◆資料

市街地面源負荷削減のための雨水調整池改良の手引き(案)

~印旛沼流域水循環健全化会議浸透ワーキンググループの取り組み~

平成25年3月

印旛沼流域水循環健全化会議

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全文(PDF)(7.1MB)

◆雨水調整池改良の意義

印旛沼流域は昭和40年代以降、人口の増加、市街地の発展に伴って、水質は悪化しており、これまで数々の対策がなされてきていますが、現在でも十分に解決されているとはいえない状況です。市街地からの汚濁負荷の増加もその要因の一つになっています。
印旛沼流域における発生要因別のCOD汚濁負荷量の推移(下図)を見ると、下水道整備等より、家庭や工場・事業所からの汚濁負荷量が減少した一方で、市街地から排出される汚濁負荷量は増加している状況です。
今後、印旛沼の水質改善を進めていくためには、市街地からの汚濁負荷の削減が重要な課題の一つとなっています。
印旛沼流域の市街地・住宅地には、303カ所の調整池が存在しており、“雨水調整池改良”に市街地面源負荷削減の意義は大きいと考えています。

◆期待する効果

・市街地面源負荷の削減
・流出口の目詰まりを軽減
・維持管理作業の効率化