印旛沼わいわい会議

第1回会議inさくら

記念すべき第1回わいわい会議は、「印旛沼再生に係る市民・NPO意見交換会」として開催されました。

開催日時、場所

日時:平成16年11月10日(水)
開会:13時00分  閉会:17時00分
場所:佐倉市立中央公民館
総参加者数:225名

開催プログラム

13:00 全体会
(1)開会
(2)印旛沼流域水循環健全化 緊急行動計画 説明
(3)環境市民団体等アンケート結果の紹介
(4)分科会方法説明
13:30 分科会
・印旛沼・河川分科会
・里山・谷津・湧水・農業分科会
・市民実践分科会
・景観親水分科会
・地域活性化分科会
15:30 休憩
15:45 全体討論
17:00 閉会

「緊急行動計画」の説明を熱心に聞き入る参加者たち。
「緊急行動計画」の説明を
熱心に聞き入る参加者たち
分科会では活発な議論が交わされました。
分科会では活発な議論が交わされました
分科会での議論の結果を全体討論で発表しているNPO委員。
分科会での議論の結果を
全体討論で発表しているNPO委員
体験が第一!無洗米の試食を行いました。
体験が第一!無洗米の試食を行いました

 

まとめ・提言

1.緊急行動計画書に対する意見
・緊急行動計画書は具体性に欠けている、項目立てだけでは市民が何をするべきか伝わらないとの意見が挙げられた。

2.情報伝達について、行政からの一辺倒にならないような市民、NPOと連携を図るための具体策
・印旛沼に関する情報が少ない。多くの市民がわかりやすい情報に接することができるような情報提供方策の検討が必要である。との意見が多かった。

3.環境教育・子供に対するアプローチについての議論
・印旛沼の自然を再生・保全したいくためには根元からの意識改革として、環境教育が欠かせないと認識を多くの参加者が強く持っていた。そして、環境教育とは実体験によりその楽しさや尊さを感じてもらうことが基本であるとの共通認識であった。

4.今回のようなとりくみを継続させていくために
・今回のように様々な立場の人が直接話し合う場は非常に重要であり、このような企画を今後も継続してほしいとの要望が強く挙げられた。そして、市民、NPOと行政が手を取り合い、楽しみながら印旛沼の再生に取り組んでいくことが継続の秘訣であるとの意見が多くみられた。

報告書ダウンロード

下記の画像をクリックすると、報告書がダウンロードできます。

 意見交換会開催報告書

(PDF形式,3.8MB)

運営メンバー

主催:印旛沼流域水循環健全化会議
印旛沼土地改良区、印旛沼漁業協同組合、財団法人印旛沼環境基金、 NPO印旛沼広域環境研究会、佐倉印旛沼ネットワーカーの会、NPO印旛野菜いかだの会、国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所、農林水産省関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所、独立行政法人水資源機構 (順不同)