2004年2月に策定された旧計画「緊急行動計画」では、特に重要だと考えられる対策を9つ選定し、“みためし行動”と名づけて実施してきました。
その成果を踏まえて2010年1月に現計画「印旛沼流域水循環健全化計画」が策定され、現在の取り組みにも活かされています。
みためし行動の進め方
下の図のように、モデル地域での実施と流域への展開を繰り返しながら、目標達成に向けて進めてきました。
みためし行動の概要(2009年度まで)
9つのみためし行動の成果を資料にまとめました。
各タイトルをクリックすると、これまでの実施内容と成果を確認いただくことができます。
みためし行動 | みためし地域 | 目的 |
---|---|---|
市街地・雨水浸透系 | 加賀清水 (歴史ある湧水) |
雨水浸透対策による湧水の復活 市街地からの面源汚濁負荷の削減 |
生活系 | 小規模団地(34戸) | 生活排水対策による水質改善 |
農地系 | 農地(畑)(12.5ha) | 環境保全型農業の普及と湧水水質改善 |
学び系 | モデル校(小中学校3校) | 印旛沼をテーマとした環境教育の普及 |
冬期湛水 | 水田1箇所(90a) | 水田の冬期湛水による効果確認 (市民調査隊による定期的な調査) |
生態系 | 流入河川 | 流域の水草分布の把握と保全方策確率 (水草探検隊・川の健康診断) |
企業系 | 流域全体 | 企業と連携した印旛沼水循環健全化 |
印旛沼アダプト | 流域全体 | 「印旛沼連携プログラム」策定・運用 |
市町村みためし |
流域13市町 |
市町村主体のみためし行動 |
※現在の取り組みはコチラ