環境にやさしい農業

農業は印旛沼流域の主要産業の一つです。農地（水田・畑）の面積は、流域の約60％に及びます。
しかし、農地で必要以上に肥料が使用されると、肥料に含まれる窒素が農地から地下水にしみこみ、やがては湧水となって河川や印旛沼へ流れ込んでしまい、水質悪化の原因の一つとなっています。
この問題を解決するため、農業WGが中心となり、環境にやさしい農業を推進するための検討や取り組みを行っています。

取り組み(1)：ちばエコ農産物分布図状況の把握

千葉県で認定・推進している環境にやさしい農業、「ちばエコ農産物」の実施状況を調査しました。
その結果、畑作では、富里市、八千代市、船橋市、千葉市（若葉区）などで盛んであり、水稲では、印西市、八千代市（一部の集落）などで盛んに取り組んでいることがわかりました。

ちばエコ実施状況

取り組み(2)：ちばエコ農業取り組み事例の把握

環境にやさしい農業を良好に推進する方法や、その課題などを把握するため、ちばエコ農産物に積極的に取り組んでいる農家を事例調査しました。
その結果、長期的な展望をもって、農家間の連携強化や積極的な情報発信などの努力・工夫が必要な上に、一般市民の理解と協力が必要であることがわかってきました。
今後、農業WGでは、生産者と消費者それぞれの立場で環境にやさしい農業を普及するために必要な対策を検討していきます。

環境にやさしい農業の推進イメージ

取り組み(3)：直売所リスト